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  〜 その10:1年検診を受けるまで/1年検診 〜
【1年検診を受けるまで】
2007年、7月12日。私の1年検診の日です。前回の体験記は、2006年10月7日現在で終わりました。

さて、3ヶ月検診で車の運転が許可され、通勤も楽になりました。部屋の中で杖を離したのが、術後4ヶ月半後。外歩きの時、杖を離したのが、術後7ヵ月半後。
石部先生は「3ヶ月は杖を離さないように。」とおっしゃいましたが、それから考えると、なんと慎重だったことでしょう。
筋トレも、車の運転許可が下りたら、少々消極的。でも、プールには通って頑張っていた矢先、それもダメになるような出来事が2つ起こりました。

低温火傷の恐ろしさ!携帯カメラで撮影   (写真は本人承諾分のみ)

  

2007年、2月7日、足を温めるのに寝るときに足下に入れていた磁気治療器で、術足の右下外側に低温火傷が出来ました。
大きな水ぶくれが出来、まるで宝石の琥珀のようにふくれてきました。医者からは「つぶさないように、つぶすと長くかかるからね。」と言われていたので、くれぐれも用心していたのですが、車から降りるとき、ぶつけてしまい、つぶしてしまいました。で、せっかく頑張っていたプールも禁止。
それからが、低温火傷との戦いの始まりです。破れたところが膿んでくる。医者に処方された抗生物質を塗りながらの治療が続きました。一番困ったのは、痒くなってくることです。掻かないでおこうと思っても我慢できません。我慢できなくなって掻いてしまったら、5月1日から足がパンパンに腫れてきました。さあ大変。菌が入っていたらどうしよう。術足に菌が回ったら・・・どうしよう。心配で心配で、石部先生にメールでお尋ねしました。
「菌が回ったら、股関節に痛み、熱、腫れが出てくる。そのような様子が見えたら、外来で診察してくださる。」とのお返事をいただき、少しは安心しました。

幸いそのような症状は出ませんでしたが、5月1日から10日まで、家で謹慎。医者から「足を出来るだけ使わず、寝ておけ。」という指示。
せっかくの連休の楽しい予定が全部キャンセルになりました。(悲しかった、心配だった。)ようやく、防水テープをしないでお風呂に入れたのが6ヵ月半後。長かった。不安だった。痒かった!

皆さん、医者の話によると、冬は、ホカロン、ハロゲンヒーター、ホットカーペット等による、低温火傷が多いそうです。くれぐれも注意してください。おたまからの経験上のお願いです。そんなわけで、プールから遠のき、筋トレから遠のきました。

交通事故
低温火傷と格闘しているときに、交通事故に遭いました。交差点で黄信号になったので止まったら、後ろから「ド〜〜ン!!!」
術足の右で、ブレーキを踏んだままぶつけられました。反動で、体が前に行き、そのまま後ろへ。後で気がついたら、頭にしていたカチューシャが、後ろに飛んでいました。

首のむち打ちと術足の右人工股関節が損傷していないか心配です。

整形外科でレントゲンを撮ってもらったら、首、股関節2週間の挫傷。

幸い人工股関節は、1年検診で石部先生に見ていただいたら、異常なしとのことで安心しました。(これは7月12日のことです。それまでは、何か違和感があると、後遺症じゃないかと心配でした。)

首の方は、もう6年お世話になっている鍼灸整体の先生が、以後16回治療してくれ、元に戻りました。(整形外科のレントゲンでは、骨に異常がないと、異常なしですが、筋肉や筋はやはり損傷を受けています。このあたりが、西洋医学と東洋医学の違いでしょうね。やはり、首もどことなく違和感があり、頭が重い感覚はありましたからね。)

というわけで、低温火傷と交通事故の二重のアクシデントにより、筋トレとプールでのリハビリが出来ないまま、7月12日、石部先生に1年検診を受けました。






続き・・・