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  〜 その3:入院までの検診や準備 〜
【初診日】
2005年12月22日。NTT病院の石部先生の初診日です。
前日、仕事は午後からお休みをいただき夕方、関西空港を飛び立ちました。

冬の札幌は雪が多いから、寒くないかなぁ、滑らないかなぁと、心配しながらの出発でした。その日はホテルへ泊まりました。

当日、1時半の予約でしたが、12時半病院着。

でも、すぐにCT撮影が出来、その後石部先生の診察になりました。
右足が末期であること。左足の手術は右足の手術後でなければ、するかしないかはわからないとのこと。

自分自身HPで調べたり、石部先生の手術を受けた患者さん達に、メールでお聞きしていたので、即、手術をお願いしました。
その場で、貯血は4月28日、入院5月17日、手術5月19日、退院5月30日と決まりました。


石部先生の方からは、厚生医療(現在は自立支援医療)が使えるので、まず、
障害者手帳交付の申請をすることを教えていただきました。

その後、看護師の広瀬主任から、退院までの日程と内容、入院に必要な物等の説明がありました。
日程などは表にされていたのでとてもよくわかりました。

遠方なので入院に必要な物は荷物で送るので、ナースセンターで預かっていただけるようお願いしました。

終わったのが5時頃、その日もホテルに泊まり、2泊3日の札幌プチ旅行になりました。


さて、帰ってきてから、早速、市役所に行き、障害者手帳の交付申請をしました。
係の方が、両足変形性股関節症の場合は介護保険が使えるので、その手続きもしました。

介護保険は主治医の先生に意見書を書いてもらうことが必要でした。

手続きをしてから、1ヶ月後ぐらいだったでしょうか、障害者手帳が届きました。

障害者4級(片足人工関節の場合)の認定が下りたのでいろいろ優遇措置があります。
税金の減免、自動車税の減免、携帯電話の利用料の割引、生協の配送料の割引等々、出来る限りの手続きをしました。

又、介護保険は、要介護1の判定が出ました。
(ただし、2006年4月から、規則が変わっています。)

そうすると、ホームヘルパーさんのお手伝いや、住宅改修で手すりの取り付けや段差解消の補助が出ます。
ケアーマネージャーさんにお願いして、退院後のケアープランを立ててもらいました。

ホームヘルパーさんは週1回、1時間半、掃除やゴミ出し、洗濯、買い物などのお手伝いをしてくれます。

又、退院後のトイレ、お風呂の手すりの取り付けを考え、家のリフォームをリフォーム会社の方に計画をお願いしました。


【貯血とCT撮影、筋力測定】
4月28日、貯血等のため、再び札幌に向かいました。

まず、CT撮影、血液検査、尿検査、心電図等の検査。
その後リハビリ室で、PTの先生から筋トレの方法を教えてもらい、筋力測定。

最後は貯血でした。
貯血は椅子に座り行ないましたが、注射針は石部先生がご自身でさされるということで、用意をしたまま15分ほど待たされました。
何だか緊張してきたので、看護師さんに「ガムかんでいいですか?」と聞くと、「いいですよ。待ってると、緊張するものね。」と言ってくれたので、心が落ち着きました。

貯血の時間は6分ぐらいでしたが、その後の点滴が2時間、これがしんどかったです。1時間ぐらいしたら、手もだるくなってくるし、腰も痛くなってくる。看護師さんに言ったら、「ベッドに移りましょう。」と言ってくれ、それから後はベッドでウツラウツラ寝ていました。

結局この日は、石部先生とお話しすることなく終わりました。
当日は貯血後体調が悪くなると困るので、ホテルに1泊しました。


初診後から、入院準備物は少しずつ用意していきました。
入院準備物は、細々あります。海外旅行用のスーツケースに思いつくままポンポン入れていきました。
入院3日目前ぐらいに病院に着くように、宅配業者に依頼しました。
(5月17日、入院した日に、ナースセンターに無事着いていました。)


石部先生には初診の日に入院まで筋トレを頑張るように言われていましたが、痛くて1キロの錘を付けた筋トレは、ほとんど出来ませんでした。
代わりに、寝転がってこぐ自転車こぎを毎日15分やっていました。
もう止めようと何度も思いましたが、頑張ってやっていたら、臀部の痛みがなくなってきました。
ですから私は入院前は、石部先生の筋トレはほとんどせずに入院日を迎えました。





次は 〜その4:入院日記〜