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体験談--空港編-- 退院〜千歳空港〜着陸地の空港

私が手術・入院している時に同室になった方で、北海道内の方は一名だけでした。私も含め、退院後飛行機を利用して帰宅する方が多いと思われますので、
これから手術を受けられる方の参考になればと空港編を投稿します。


手術日・・・・ 6月23日
退院日・・・・ 7月3日
術足・・・・・・ 左脚・・1歳頃に先天股脱がわかり、ギプスをしていました。
         その後痛みもなく過ごしていましたが、10年前(出産後)から
         痛みが出始め、石部先生に手術して頂きました。
術後の経過 術後はとても順調で、杖歩行がしっかり出来ていたと思います。
         ただ、術後一週間頃に少し体調を崩したので退院時は体力
         に自信をなくしていました。


今回、退院には主人が迎えに来ましたが、入院前には自分ひとりで小笠原クリニックまで行き(これは当たり前ですが)、自分ひとりで杖をついて帰るんだ!と意気込んでいました。
実際体験してみて、やはり付き添ってくれる人がいた方が良いし、病院内で過ごした後は空港はかなり広く感じられ、もし迎えが無い時には空港内で受けられるサービスは、できるだけ受けた方が良いと実感したので当日の流れを報告します。


【退院前日】
 荷物をまとめ、クロ○○便で発送したけれど、身の回り品など手荷物がかなり残った。

【退院当日】
・ 前もって病院を出る時間を事務に伝えていたので、支払いを早めに済ませるこ
  とが出来た。

・ タクシーを呼び、真駒内駅空港バス乗り場へタクシーにはゆっくり乗り降りすれ
  ば、何の心配もありません。運転手さんも待っていてくれます。

・ バスに乗る時も、リハビリで階段を昇る練習をしていたので、手すりや杖を利用
  して乗ることが出来ました。
  ただし、ステップの昇り降りは個人差があるかもしれません。

【空港で】
 ・搭乗手続きのとき、出発カウンターで車椅子を利用したいと係りの人に伝える
  と、その場まで車椅子を運んで来てくれます。
  初めての方は使い方を聞いておくとよいと思います。

・ 手荷物を預けて車椅子に乗る。
  すぐに出発ゲートからロビーへ行く時は航空会社の係りの人が車椅子を押して
  ロビーまで連れて行ってくれます。
  その時買物がないか、お手洗いへ行かなくていいか聞いてくれます。
  私の場合は出発まで時間があり、食事をするため主人に押してもらい3階へ。
  エレベーターは空港ビルの端にあり、距離があったように思います。

・ ゲートを通る時、インプラントカードを出していたが、車椅子に乗っていると、
  金属探知機は通れないので必要なかった。
  女性係員が身体検査をして通過しました。

・ 搭乗は一般客の前に、係の方が車椅子を押して飛行機のドアの前まで連れて
  行ってくれます。そこから席まで杖歩行。

【機内で】
・ 座る時に客室乗務員さんがミニクッションを貸してくれましたが、背中がとて も楽でした。ミニクッションおすすめです。

・ 機内は全く問題ないです。(膝を開いてふんぞり返っていたら心配なしです)

・ 着陸後、一般客が降りた後に杖歩行でドアまでいき、そこに車椅子が迎えに来
  てくれています。そこから到着出口まで車椅子を借りられます。
  一人の場合は到着出口まで係の方が押して行ってくれます。

【感想】
 車椅子には種類があって、5センチ程の柔らかいクッションをしいてあるタイプ だと、お尻が沈み、足と体の角度が90度以内になるそうなので、
 クッションのないタイプを借りなければいけません。
 私が借りた時にはクッションなしのものだけでした。
 (これまで合計4回お借りして、どれもクッションなし)

 空港ではどの航空会社でも、とても親切に対応してくれて、快適でした。
 家に帰ったら大変なのですから、帰りくらい楽をして帰れた方が良いと思いました。

 混雑している空港では車椅子を借りられるまで時間がかなりかかる所もあるようなので、前もって問い合わせ、予約をして利用した方が確実かもしれません。

 車椅子は初めてでしたが、少し照れくさかったです。






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