患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

篠原まどか様からの声

手術後7年目を迎えた昨年の2012(H24)7.23に男児を出産しました。
2005(H17)に私は石部先生にMISにて両股関節を手術して頂き、人工股関節にしました。

手術前は痛みが酷く、歩くこともままならず、ほとんど車椅子、靴下を履くことやしゃがむことなど普通の人が当たり前に日常していることが出来ませんでした。
石部先生に手術して頂いた後、痛みはウソのようになくなり、普通の生活が送れる様になり人工股関節であることさえ忘れてしまう位馴染んで、手術後は海外旅行に行ったり、スキーをしたりできるようになりました。

そして、結婚もし昨年妊娠・出産

妊娠中は体重が増すと股関節に負担がかかる為、体重増加には気をつけ1.5kg程度の増加にとどめました。

7年前痛みに苦しんでいた私が母になることができるなんて、あの頃には想像もできなかったことです。

以前(手術した頃)にも「患者の声」に体験談を載せて頂きましたが、元々私は大腿骨頭壊死が原因で人工股関節になりました。
この病気は若い人に多く、この私の体験談を読んでいらっしゃる方の中にも将来出産のことが頭にある方もいるかと思います。
人工股関節にしたら妊娠・出産できないのではないかなど不安に思っている方に、私の経験が少しでも希望に繋がればと思います。

私の人生を変えてくださった石部先生には心より感謝しております。

Never Give Up

私のポリシーです
人工股関節の手術を受けることを決意した時も、子供を産もうと決意した時も、その他私の人生において少しでも可能性があるならばと思えることに関しては諦めずに色々挑戦してきました。

私は内科的な病気もあるため、出産はもちろんのこと、今まで内科の主治医や家族が反対するようなことも私の意志の強さに負け、最大限のフォローをしてきてくれました。
そういった周りの人達に私は支えられ今の自分がいます。

人工股関節にした頃も生活が一変しましたが、毎日育児に奮闘している昨年から現在もまた一変しています。

石部先生に頂いた股関節を大事にしながら、これからも子供の成長を見守りつつ山あり谷ありの人生を歩んでいきたいと思っています。

2013年6月
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