患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

天野英久様からの声

【海と畑に復帰】

定年後は40年間続けているサーフィンが毎日できる。この為に定年を楽しみにしていた。ところが、定年というゴールを目の前にして足に異変を感じてきた。以前から股関節に痛みがあったが、何とかだましだましやってきた。海の上では足を引き摺るようになり、まともに波に乗れなくなってきたのだ。

 なんとか以前の状態に戻れないものかと、鎌倉市にある人工関節センターに2年間通院した。先の見えない診察に手術のお願いをしたところ、スケジュールが策定され、やっと手術を前提の診察が行われた。ところが、血圧が高いとの理由で白紙に戻り、今後は診察の予定は無い旨を告げられた。2年間何をしていたんだろうか。絶望感が漂った。

 近隣の内科医にこのことについて相談したところ、血圧が高いだけの理由で手術を中止することない、先のこともあるので血圧の治療をお願いした。

 家族全員にこのことについて報告したところ、三女が「札幌に股関節の手術で有名な先生がいるよ」インターネットで調べてくれたのだ。

 この先生が我らの石部先生である。早速メールで診察のお願いをしたところ石部先生から直接ご返事があり、「遠方でも良ければどうぞ」とのことで札幌に旅立った。診察の結果、両側の手術が必要であり、まず右側を狩谷先生、6か月後に石部先生が行うとのご返事を頂いた。素早い対応に感謝したものだ。
 2012年5月に一回目の右側股関節に対して狩谷先生の執刀で手術が行われた。

術後の翌朝、回診でベッドから立つように指示があった。正直びっくりした。何とか器具に支えられ立つことができた。「はい午後からリハビリだね」手術の翌日に立てるなんて。その日から退院までの7日間のリハビリを含むスケジュールが決まった。術後7日間で退院できるなんて本当に驚きだった。毎日、びっしりのスケジュールの中、ナースさんやヘルパーさん、理学療法士さん達の親切な対応で一週間があっという間に過ぎ、入院と言う暗いイメージは全くなく無事退院の運びとなった。
2012年11月、左側股関節の手術が石部先生の執刀で行われた。前回同様にスタッフ皆様の完璧な対応で無事退院の運びとなった。自宅でのリハビリは毎日スケジュールを決めてウエイトトレーニング(30分)、一色海岸までウォーキング(60分)にレベルを上げた。ウォーキングは杖よりもノルデックウォーキングのポールが私には効果あったようだ。

 定年前から家庭菜園のために、町民農園を借りており、細々と耕作していた。現在、1年間の研修の結果、神奈川県中高年フォームファーマーに選ばれ、本年4月より70坪の畑を任されることになった。また、サーフィンは1年を掛けて何とか乗れるように戻ってきた。過激なスポーツなので股関節回りの筋肉を鍛え、ゆっくりと復調を図っている。

 現在、股関節に負担の少ない、スタンドアップサーフィンにチャレンジして、海を楽しんでいる。2013年4月には、毎年、海外でサーフィンをしていたタイのプーケット島まで一人旅を敢行して体の復調を実感した。また、小学3年生の孫には、ウエットスーツを与えシュノーケリングや釣りを教えている。

 股関節痛で不安を抱える皆様、先生の神の手にかかれば、健康な一生が約束され、また、私のように行動が可能です。石部クリニックのスタッフの皆様、小笠原クリニックのスタッフの皆様のご親切な対応でここまで、活動ができるようになりました。これからも、この御恩は忘れません。
 定期健診で札幌に行くのが楽しみでもあります。

2014年3月30日 天野 英久

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葉山一色海岸にて①

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葉山一色海岸にて②

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タイ・プーケット島パトンビーチにて①

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タイ・プーケット島パトンビーチにて②

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葉山国際村の耕作地にて①

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葉山国際村の耕作地にて②

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