患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

張吉恵子様からの声

張吉恵子と申します。
私は46歳のとき、ある事情で、十日間ほどほぼ毎日階段を上ったり下りたりしてから、両側の股関節あたりに痛みを感じるようになり、大阪と東京の病院で検査したら、先天性の変形性股関節症と診断されました。
その後痛みが少しずつひどくなり、ある日営業先から会社に戻る途中、股関節のひどい鋭い痛みで駅の改札口に立ったまま動けなくなったことはいまだに鮮明に覚えています。
仕事と生活などの都合で、痛みを我慢しながら自分なりにケアし、何年かを何とか過ごしていましたが、痛みが年々ひどくなり、仕事にも支障が出て、旅行に行っても痛みで自分にがっかりすることも、もう自分ではどうにもならない状態になってしまいました。
51歳を過ぎ、もうこのまま病気放置ができないと思い、ネットでいろいろと調べたら、石部先生のことを知りました。先生のネット映像と手術方法などの紹介と「患者の声」を拝見したら、先生の素晴らしい技術と自信溢れる表情と優しい話し方に感銘し、すぐに石部先生に手術をして頂くと心を決めました。
翌2015年3月に初診予約し、10月末に初診で札幌行き、石部先生に診て頂き、病状が進行中ということで、これからの生活の質を向上するためにすぐ手術したほうがいいよねと先生に言われ、自分が期待していることと一致して、とても嬉しかったのです。
すぐ手術のスケジュールが決まり、着々と進んでいきました。
2016年4月中旬に再び札幌へ、術前検診と貯血をし、5月11日に札幌外科記念病院に入院し、翌12日に石部先生に右側の人工股関節置換手術をして頂きました。
術前は心配とか不安とかまったく感じませんでした。手術前日も普通に過ごし、夜もぐっすり朝まで寝られました。手術室にいく直前まで点滴したままで同じ病室の方と楽しく談笑していました。(図太いってこと?笑)
先生の素晴らしい技術と人柄を完全に惚れて信じているからこそ、術前は何の心配も不安も感じずにとても良い状態で居られたと思います。

手術室に入り、看護師たちの優しい笑顔と声がとても印象的でした。殆ど痛みを感じずに麻酔を打たれ、あっという間に深い眠りに入りました。目が覚めたとき病室でもうろうとしている中、手術が無事に終わりましたよと石部先生の優しい声が聞こえました。
正直に申し上げますと、手術の日の夜から翌朝までは大変でした。初めてのことですし、術後の痛みと自分で姿勢チェンジができないつらさで、申し訳ないなぁと思いながら一晩中頻繁にナースコールを鳴らしました。看護師さんたちはまったく嫌な顔をせず応じてくれました。大丈夫ですよ、いつでも呼んでください、私たちはそのためにいるからと優しく言ってくれました。とても感動感心しました。辛い夜は何とか過ごせました。
翌朝になると、痛みと体調不良は大分収まって、看護師さんたちの助けを借りながら、初めて座り、病床で顔を洗い、歯を磨き、すっきりした気分で朝食を取りました。
もう山場を越えたと分かり、気持ちも楽になり、ほっとしました。
朝食後しばらく休憩し、理学療法士の先生が病室にきて、下肢のリハビリを開始!
下肢を動かしたりマッサージしたりして頂き、終わったら下肢が本当に楽になりました。さすがだなぁと理学療法士先生の腕前に感心しました。それから立つように言われ、両手で歩行補助器を持って恐る恐る立ち上がってみると、少しの違和感と少しの痛みだけで、これで大丈夫だと分かり、嬉しくなり早く歩いてみたい気持ちになりました。
理学療法士先生の付き添いで、歩行補助器を使いながら廊下でゆっくり歩く練習をしました。病室に戻り、本当に嬉しくて、絶対股関節の病気が治せる、辛い痛みから解放される、と再度確信しました。とても幸せな気分になりました。
手術の二日目、歩行補助器を使い4階にある理療室へ、理学療法士先生にマッサージをして頂き、足のトレーニングをしました。いろいろと練習しました。1時間後、杖一本で一人歩いて病室に帰りました。もう~天にも昇る気分でしたね。(笑)
三日目からひとりでシャワーもでき、身体も気持ちもすっきり!(ああ~幸せだなぁって、笑)
それから日に日に股関節の調子が良くなり、気分も最高でした。術前の関節のあのどうしょうもない痛みが消えました。
5月20日に退院し、無事に東京に帰りました。
退院前に左人工股関節手術の話をし、大体のスケジュールを決め、11月にすることを決定、早くしたいと皆で楽しく話していたら、平山先生に皆さんすごいなぁ、なんか手術を楽しんでいるみたいって笑いながら言われたことを覚えています。(笑)平山先生の優しい笑顔がとても印象的でした。
短い入院生活の中で、何人もの足友も出来、とても嬉しく思います。
退院し、無事東京に戻り、日々少しずつリハビリをし、日に日に股関節が良くなり、次の手術が待ち遠しいという気持ちになりました。
6月にまた札幌で術後一ヶ月検診を受け、全て正常でした。
東京に戻り、「最強の食事」という本を買い、ダイエットを開始!
毎日下肢のリハビリし、少しずつ身体のいい変化を感じながら楽しく過ごしました。
術後約2ヶ月が経ったころ、杖なしで歩けるようになりました。早く左人工股関節手術をしたい気持ちが更に強くなりました。

9月7日にクリニックから電話を頂き、左人工股関節手術の詳しいスケジュールが決まりました。もうウキウキ!(笑)
10月20日に札幌で術前検診と貯血し、東京に戻り、11月15日から札幌へ、16日に入院し、翌17日に左手術を受けました。
二回目の手術ということもあって、さすがに慣れたというか(笑)、同じ病室の足友三人誰一人一度も手術日の夜から翌朝までナースコールを鳴らすことなく、静かに一晩を過ごしました。一回目の時と比べたら、本当にすごい進歩だなぁって皆で感心していました。(笑)
翌朝看護師さんにもえらいねって言われ、少し誇らしい気持ちになりました。(笑)
考えてみたら、少し慣れもあるかもしれませんが、一番大きいのはやはり先生の教えを守り、術後股関節のリハビリを続け、腹筋と背筋も前より強くなったおかげだと思います。個人的には一回目の手術の一ヶ月検診後から二回目の手術までマイナス5㎏のダイエットをしたことも大きかったかもしれません。

これから手術を受けようとしている方に伝えておきたいことは、術前にちゃんとトレーニングしたら、術後の辛さが半減され、過ごしやすくなります。私は一回目の手術前にちゃんとトレーニングしなかったことを本当に後悔しています。(反省!汗!)
二回目の手術を終え、一回目と同じようにリハビリの日々、そしてリラックスして過ごしながら、あっという間に入院生活が終わり、11月25日に無事退院しました。
幸せな気分でお正月を過ごし、年明けの1月5日に札幌へ、6日に術後一ヶ月検診を受け、正常でした。

この2017年4月18日に足友4人で早めの術後一年検診を受け、全員とも正常です。
検診を終え、石部先生と写真を撮り、楽しいひと時でした。素晴らしい思い出になります。
その夜、足友たちと札幌ビール園に行き、食べて飲んで祝いました。楽しい夜を過ごしました。
股関節に病気のある方、痛みを耐えながら過ごしている方、そして手術を怖がってなかなか手術の決心ができない方に伝えておきたいことは、この病気は今の医療技術で手術でしか治らないなので、年を取るにつれて悪化していくことは避けられないのです。私の術前と術後の身体と精神的な変化から言えることは、生活の質を向上するために貴重な人生を楽しく過ごせるために、絶対早いうちに手術を受けたほうがいい、ということです。
私は今年の花見をきっと忘れません。
綺麗な桜を見ながら、痛みなく、普通に歩くことがどんなに幸せ、素晴らしいことかと、心底から感じています。
初診から二回の入院の間、石部先生、平山先生をはじめ、看護師さんたちと理学療法士の先生たちと食事係と掃除係の方々に大変優しく接して頂き、それぞれプロの確かな腕前と仕事に対する真面目さと的確さに感動を覚えました。一生忘れない素晴らしい思い出になります。
感謝の気持ちでいっぱいです!
先生との出会いに、痛みのない新しい人生を迎えることに感謝!感謝です!


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