患者様の声

M.N様からの声

2020年手術

名前:M.N
性別:女性
手術箇所:左足
疾病名:変形性股関節症
手術名:人工股関節置換術
入院数:10日
住居:和歌山自宅から病院までタクシー→空港行きリムジンバス→飛行機→列車トータル4時間くらい

3年前くらいから痛みがあり、就寝時寝返りすることも痛みでままならなくなった為、手術を決意しました。

持ち物

★パンフレットに記載されていたもの
病院で渡していただいたパンフレットに載っていたものはほとんど売店で揃えることができます。遠方からの為、一ヶ月検診の時に貯血で病院を訪れた時に購入。入院する時まで売店で預かってくれました。

★北海道は初めてだったので、防寒用品、肌着などをたくさん用意したが病院内はとてもあたたかく全く要りませんでした。入院のレンタルセットを活用したので、スーツケースは退院時しか開けることもなく、大きなスーツケースはベッドの下に入らないので小さなスーツケースで十分だったのでは感じました。

★個人的に持っていってよかったと感じたのは、自前のドライヤー。髪の量が多い為、手術後立ってる時間が短く済んだので楽でした。

手術前日

★麻酔の説明や入院の計画、リハビリテーション計画など看護師さんやリハビリの先生が次々と病室に説明に来てくれます。

★術後のシャワーの準備をリュックにひとまとめにしておく。
シャワーをしたい時に手順を確認し、取り出しやすいように順番にいれておくと便利。

★ご飯の食べ過ぎに注意。術後にお腹が痛くなり、大変った。
(トイレに行きたい思いで術後歩き始めるのは怖くなかった。その点はよかった。

★説明や準備などで疲れたせいか、とてもよく眠れた。

手術当日

★朝から食事なし
★水分は朝10時まで
★点滴あり
★弾性ストッキングを履く
★15時からの手術予定
★14時過ぎに呼ばれて歩いて手術室へ
★背中から麻酔
★16時前にはレントゲンも済ませた状態で病室へ戻った
★医師より手術後の説明(眠くてあまり覚えてません)
★夜中に点滴や痛み止めをしてもらったり、水分補給をした。クッションをおいてもらい横向きにもなった。

感想:その日の最終の手術だった為、夜にむかって眠ったので比較的朝までよく眠れた。
足のあまりなくだるさと点滴入れてる手が痛かった。
お水などすぐに使うものはもう少し近くに置いておいたほうがよかったと思った。

術後1日目

★朝から血栓予防の足裏マッサージ
★点滴あり
★清拭、着替えをベッド上で自分でする。
★朝ごはんは吐き気がして食べられず。
★リハビリの前にお腹が痛くなったので必死にトイレヘ駆け込み、術後の不安もなく歩いた。
その後、ベッドの上でリハビリ。ベッドから足を下ろして座れる
★お昼ご飯はしっかり食べれた。
★午後から一階のリハビリ室にてリハビリ運動や指導の他に、硬くなっているところなどをマッサージもしてくれるのでリハビリ後は動きやすい

術後2日目

★血栓予防の足裏マッサージ(だるいので気持ちがいい)
★点滴あり。血栓予防の錠剤服用
★午前・午後のリハビリ(階段の昇り降りや2本杖の使用)
★シャワー浴の方法や着替え方法を確認してもらえる
★シャワーができる

術後3日目

★足裏マッサージ終了
★点滴終了
★抗生剤の服用
★午前・午後のリハビリ
(筋トレ・正しい歩行の仕方・体重のかけ方など)
★シャワー(徐々に慣れてきてやりやすい手順がわかる)
★お尻あたりの痛みもなくなってきた

術後4日目

★医師の回診
★午前・午後リハビリ
★だるさもほぽないので自分で歩行練習

術後5日目

★抗生剤の服用終了
★午前・午後リハビリ(筋トレ車の乗り降り•お風呂の入り方・靴下の履き方)
(他の人が教えてもらっている項目がまだたくさん残っていたので伝えるとすべて教えてくれた。どんどん不安な点は伝えるとすぐに対処してくれる) (筋トレの細かいところまで質問をして教えてもらう。質問をすればするほど丁寧に細かく教えてくれるので、不確かな部分は聞いたほうがよいと感じた)
★かゆみが出てきたのでナースステーションで軟膏をもらった
★自主トレ・ストレッチ

術後6日目

★血液検査あり
★レントゲン・CT・下肢静脈エコーあり
★お昼ご飯は蕎麦だった。蕎麦アレルギーがあるため売店にてパン購入(アレルギーについて伝えるのを忘れた為)
★自主トレ・ストレッチ

術後7日目

★医師回診(検査結果・一番上のテープを剥がす)
★医師による歩行確認(1本杖での帰宅許可がでた)
★午前・午後のリハビリ
★退院後の注意点など

術後8日目(退院)

★家族がくるのを待ってある程度まとめていた荷物をスーツケースに入れてもらった
★会計を待って挨拶をしてから1階へ
★タクシー予約電話
(雪の為なかなか来てもらえず困っていたが、介護タクシーでなければ比較的早く到着)
★空港から自宅
空港までの電車内、空港内などは自分で歩いたが、ピーチを予約していた為、飛行機までの距離があり、機内までは車椅子を使用。
足の間にマフラーを丸めたものをを丸めたクッションにして足が内側に入り込まないように足の間に挟んだ。
飛行機を降りてからも空港出口までは車椅子使用。
その後家族の車にて自宅まで40分間の道のりを帰宅。
★帰宅してから荷物の整理

退院後の生活

★すべての行動がリハビリなので、病院で教えてもらった注意点をしつかり守りながらどんどん動いた
★退院後、3日目にセミナーにも参加
★1週間後くらいにクリニックより電話で困ったことはないかの確認連絡あり
★壁のある所は壁をつたって歩く
★階段の昇り降りは気をつければ楽々できる
★違和感あるが痛みは全くない
★シャワー浴なので寒くて風をひいた
★1日3回筋トレやストレッチをする

10日後くらい

★リュックにマジックハンドや巻いたタオルなど必要なものを詰め込み、車に乗せてもらったり、タクシーを使用して気軽に外出

20日後くらい

★杖をつかなくても家の中では少しずつ歩ける
★違和感もなくなった

1ヶ月検診

★和歌山の自宅から札幌まで杖をつきながら
★スーツケースが大きく押すのが少し困難
★レントゲン撮影などの後医師より説明あり
(筋肉つけるのが大切である・入浴可・車の運転可次の検診は3年後である•海外旅行などの遠出可)
◎医師に確認したいことを日頃よりメモしておくとよい
★雪道だったのでホテルは地下を通って行けるところを予約したがエレベーターのところまでに階段があったのでスーッケースを持たなくてはいけないので失敗だと感じた
★何時に検診が終わるか不安だったので前日着、検診後もう一泊して次の日に帰宅した

1か月半後

★杖は使用せず歩けるようになった
★車の運転は乗り降りに注意すれば普通にできる

まとめ

手術をするまでは毎日痛みに耐えた生活でした。闘病生活をしていた父より手術をぜひ受けてほしいと言われ、手術を決断。
今は全く痛みもなく、5kmくらいのウォーキングも楽々行ス、足を揃えて立てる・美しい姿勢で歩けるという喜びに幸せを感じています。ゴッドハンドの医師による素晴らしい手術、入院生活も同室の方や院内の全ての方に支えられ、とてもよい経験となりました。本当に手術してよかったです。

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