患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

佐藤紀代様からの声

私は、股関節の手術は二度目になりますが(41歳、骨切除接合)、最初の手術当初、痛みは和らぎましたが日子を重ねる毎に股関節の痛みが増し、生活も不自由な毎日を送っておりました。

まだ体力のあるうちにと思い市内の某病院にいき、担当の医師に病状や自身の経過とともに『継続する痛み』を訴えましたが、

・(時期)がまだ早い(56歳)ので(人工)股関節はまだ早い、
・(手術方法)ひとつの方法(人工股関節の材質等)による人工股関節の簡単な説明、
・(病状改善)「少しぐらい」の痛みはしかたがない、
・(生活上の留意事項)助言等はなし、

など、という説明で、自分なりの情報収集からも自分のなかではどうにも納得できないまま痛みに堪えながら日々過ごしておりました。
そのような時期にNTT東日本札幌病院の石部先生の新聞記事及び道内優良病院の特集雑誌掲載の石部先生の紹介頁を見て意を決し病院に電話させていただきました。電話の応対もよく患者の悩みに応えるような親切な受付でした。

指定日に石部先生に診察していただいた際、股関節の痛みや治療方法等の疑問に対して非常に分かりやすく丁寧に笑顔で応えていただきました。

『佐藤さん、現在の生活の質を向上させる為に手術をしましょう!』

この一言こそ痛みを我慢してきた私の心情と一致する言葉でした。

ひとりの患者として医師に縋る思いの来院は、納得できる分かりやすい説明、痛みを和らげる笑顔と病状をいたわる優しさ、そして患者に勇気を与える余裕さ、は私を安心させてくれました。

手術から12日で退院することができましたが、この間の入院中の感想を思い当たるままに申し上げたいと思います。

・石部先生の病状や治療の詳細な説明、障害についての申請にかかる助言等、痛みからくる生活上の不安まで患者の立場に立ち、理解していただける医師先生であったこと(「私は医師です」と、これだけでよいとする医者が少なくない世界にいて)、

・手術前の石部先生の説明(インフォームドコンセント)も時間を決めず患者・家族が納得できるように詳細に応えていただいたこと、(例:患者のリスク負担のあらゆる可能性について0.(レイコンマ)のケースまで丁寧に説明してたいただいたことなど)、

・手術用採血や患者本人確認腕輪装着など担当の石部先生が自ら為さっていたこと(患者にとっては非常に大切なことです、輸血や患者取り違えもある時世、リスクゼロでないことを考えると大安心に繋がることと思いました)、

・手術日が近くなると些細なことにも不安になりがちで、手術前日の石部先生の回診時に私は「明日は三番目の手術になりますが、お疲れとは思いますがよろしくお願い致します」と、希望にもならない取り止めびない不安を口にしたところ、先生は『アメリカでは七例も八例もするのですから大丈夫ですよ』と言って下さり、ホッとした気持ちで望むことができたこと、

・術後の担当看護師さんも「痛かったら我慢しないで言って!」「何か心配ごとは!」など患者の声や状態に耳や心を傾ける姿勢・心配りは他の病院と比較して優れた資質を有していると感じ取られたこと(入院中は非常に心地よいなかでリハビリに専念できる環境をつくっていただけました)、まだ言い尽くせない感謝の感想がありますが、あっという間の三週間でした。

いま、この病院そして石部先生はじめ看護師のみなさまのもとに入院して本当に良かったとつくづく感じております。
本当にありがとうございました。

最後に、股関節で悩む方はたくさんいらっしゃると思いますので、ひとこと私の経験を申し上げ参考にしていただければ幸いです。

1.股関節の痛みは生活の質を著しく低下させるだけはなく、心の置き様(精神上)にも大きく影響してきます。ですから、患者の痛みを「知らない」病院や医師にはかからないことが大前提、

2.自分なりに病院や専門医の情報を収集すること、特に同じような悩みを持つ知人や患者などと情報交換することが大切。

3.優良な病院(設備・看護師等)、そしてなによりも経験豊富で優秀な医師を選択する、

ことではないでしょうか。

同じ悩みを抱えている方には、是非一度、NTT東日本札幌病院の石部先生にご相談して見てはいかがでしょうか。 痛みから解放され、厳しかったリハビリも日々回復に向かう喜びにかわっております。そして現在は自宅にてリハビリしながら爽快な気分で毎日を過ごしております。

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