患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

金澤まどか様からの声

私は、29歳だった昨年(平成17年)6月に右股関節を、同年11月には左股関節を人工股関節にしました。
私の場合は大腿骨頭壊死でした。
発症当時は違和感程度だった為、いずれは人工股関節になるけど今は杖をついて負担を減らし、年齢も若いということから、少しでも手術時期は遅らせようということでした。

しかし、発症から約2年半痛みは増していき、着替え・入浴・寝返りなど日常の動作が辛くなり、更に杖をついてもたった3歩程度が痛くて、車椅子に頼らなければならないようになりました。
年齢のことはありましたが、やっぱり人工股関節しかないのかなと思い、人工股関節について色々調べましたが、従来の手術法では決心がつかないでいた時、MIS法を知り石部先生のHPにたどり着きました。

何度も石部先生のHPを見て、MIS+ナビシステムでの手術法は入院期間も短く、手術による体への負担も少なく、更にナビシステムによる的確な誘導など、すべてにおいて私には魅力的な手術法でした。

私は関東在住なので一瞬「札幌かぁ~」とは思ったものの、一度石部先生に診て頂きたくて、4月に初診を受けました。
石部先生はどんな質問にも丁寧に答えてくださり「大丈夫だよ」という言葉が私の不安を払拭させてくれました。
札幌という距離も私には関係なくなり、石部先生に手術して頂きたいという気持ちが強くなり決意しました。

手術の前にはすべてにおいて説明して下さったので、全く不安なく手術を受けることができました。
手術して次の日にはすぐリハビリが始まり、おっかなびっくりでしたが、日に日に回復していくのが身をもって感じ、本当に2週間で退院できるのか半信半疑でしたが予定通りでした。

初めに手術した右股関節はどんどん力強いものとなり、左股関節の痛みからも早く解放されたいという思いから、前の手術から約5ヶ月後には左股関節も手術しました。

右を手術して8ヶ月、左を手術して3ヶ月たった今、杖をつかずにスタスタ歩き、痛みもなく基本的には何でも出来ます。
恐らく周りの人は私が人工股関節であることは、言わない限り分からないでしょう
自分自身でさえも、レントゲンを見て「あ~、やっぱり人工なんだ」と再認識する程です。

この年齢で人工股関節にすることや手術によるメリット・デメリットなど納得して手術を受け、今は手術して良かったと思います。

正直ここまで短期間で普通の人のように戻れるとは思っていませんでした。
これも、石部先生に出会い、MISで手術して頂いたから、今の自分があると思います。
新しく自分の体の一部となった人工股関節を大切にしながらも諦めていた事への再チャレンジや新たな挑戦をしていきたいと思っています。

石部先生をはじめ、看護師さん、リハビリの先生、その他スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
これからの私もよろしくお願いします。

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