患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

中西美世子様からの声

約7年程前、すでに変形性股関節症の末期と診断されていて、もう我慢も限界と思っていたところ、石部先生のこのホームページを見つけました。MIS手術のことを知り、こちら(福岡県北九州市)で受けられないかと探したのですが見つからず、北海道(開西病院)行きを決意しました。診察を受けた日の2週間後、6月26日に一つだけ手術の空きがあるとの事、その場でお願いして、その日のうちにすべての検査を終え、自己血の貯血まで済ませました。手術への不安など殆ど感じず、長い移動時間も苦にならず、唯々嬉しかった。

北海道に来て本当に良かった。ベッドから見える帯広の夕焼けは最高に美しく、毎日じっと眺めていました。同室の患者さん達の楽しい話を聞き、デイルームでは先生よりも年上の石部チルドレンが集まり、手術前・手術後の情報交換をしていました。

手術の翌日、歩行器につかまって始めてのトイレ行き。2㌢有った左右の足の差がきれいに揃っていて、膝を曲げずに立っていられるのに感激。手術後の傷の痛みは全く無く、リハビリ後の筋肉痛だけです(これは、かなり痛かった)。平行棒での歩行訓練の時 「もっと左に体重をかけて・・・」と言われましたが私には30度位傾いているように感じていました。
  「それで正常です」 と言われ、今までいかにひどい姿勢で歩いていたのかを知りました。退院1ヶ月後の検診では、ほぼ普通の人と同じ筋力になっていて、非常に嬉しかった。

現在は、横断歩道を、音楽が鳴り終える前に渡りきる事ができます。ビリにならずに改札口を出ることが出来ます。通勤時間が半分になりました。決して急いでいる訳ではなく普通に出来るようになっています。デパートの大鏡の前に行くと、二度三度と繰り返し歩いて、その姿に自己満足しています。

まだ、右よりも大分細い左の太もも。完全に元の姿に戻るには時間がかかりそうですが、地道に筋トレに励み、一年後の検診のとき、美しく歩ける姿を見てもらえるようにと思っています。

本当にありがとうございました。

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