患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

匿名患者様からの声

私が石部先生に初めてお会いしたのは、昨年3月、帯広の開西病院でした。
先生は、私のレントゲン写真をご覧になって「どうやってここまで来たの?」と何度か不思議そうにお聞きになりました。
当時の私は、プライドもあり杖を使わず歩いていましたが、レントゲン写真の中の私の右股関節は、一人で歩いているのが不思議な程悪かったのです。
遠く北海道まで飛んだのはMISによる手術を期待してのことでした。
しかし、石部先生のご判断は「MISで手術を行える可能性は五分五分です」という厳しいものでした。

私はMISで手術を受けられるのなら、その場で手術の予約をして戻るつもりでしたが、
石部先生の「自分でじっくり考えてから決めてください」という勧めもあり、家でよく考えてから、返事をさせていただくことにしました。
そして、1ヶ月ほど考え、やはり石部先生におまかせすることにしました。

私は手術室に入ってから3時間ほどして病室に戻ったようですが、石部先生は、心配して手術の終わりを待っていた主人に「予定通りMISでできましたよ」と声を掛けてくださったそうです。
私は、早速翌日からリハビリを開始しました。
私のようなもともと悪い患者はもっと日数がかかるのでは?と思っていましたが、10日後にはまったく無理することもなく、退院できました。
入院中は、石部先生は何回も病室を訪ねてくださり、笑顔でいろいろ相談にのってくださいました。
また、作業療法士や理学療法士の方々、それに看護師の皆さんも大変親切で快適な入院生活でした。

今は、痛みのひどかった手術前と較べると、アクアビクスをしたり、旅行に出掛けたり、夢のような日々を過ごしています。
ともすると手術を受けたことさえ忘れてしまいそうですが、上体をかがめる姿勢はとらないなどの注意だけは怠らないようにしながら、新しく入れていただいた関節と末永く付き合っていきたいと思っています。
本当にありがとうございました。

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