患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

小室馨一様からの声

今、長年苦しんでいた痛みがなくなり、ボーイスカウトのキャンプ、ニモと戯れるダイビングなどやりたいことが一杯です。
2008年3月、定年を迎える私にとって4月からの第二の人生は痛みと戦いながらひたすら手術の日を待つという覚悟でいました。07年5月の申込の時点では初診は翌年11月とのこと。先生にメールをするとすぐ返事がありました。キャンセル待ちしかないとのことで何度かNTT札幌病院へ電話したところ小笠原クリニックでも始まったとの状況をお聞きすることができました。すぐに電話したところ初診は07年7月という素晴らしく早い診察予約をすることができました。そして同年11月19日左足の手術をしました。

私が、左股関節に違和感を覚えたのは15年程前に遡ります。少しずつ痛さを感じるようになり、7年程前初めて変形性股関節症という診断を受けました。3~4年前からは痛みが一層ひどくなり、普段の生活でもすぐに腰をおろしたり何かに寄りかからずにはいられないような状態でした。休憩後の最初の1歩を踏み出すのも苦痛で坂道では痛い方の足を前に出せなくなりました。睡眠中も寝返りをうつたびに痛みのため目が覚めるといったような日々で常に痛みがありました。車の乗り降りや通勤電車の中で立つことも苦痛となりました。
「どこそこの病院がいい」と聞けば行き、「健康食品がいい」と言われれば試し、参考となる書籍や新聞を読みあさり、その間、家族にも本当にイヤな思いをさせたと思っています。
半年に一度通院していた病院では「骨切り術には遅い年齢です。」「手術しか方法がありませんが(手術を受けることに)悩んでいる段階ではやめた方がいいでしょう」そして対策として①杖を使う、②片方の靴底を高くする、③体重を減らす、というものでした。①については使用しませんでした。③については完璧に無理でした。②については特注で13ミリの足底の物を使用しましたが通勤用1足とスニーカー2足の特注品は非常に高価なものでした。
ひとつの対策として整骨院へ通っていましたがこれは良かったと思っています。股関節の動きが徐々に狭まる速度がマッサージによって遅くなったような気がします。その整骨院の院長先生から石部先生のことを初めてお聞きしましたが、このことが私の人生の大きな救いとなりました。早速石部先生のHPを見て研究すると共に患者の声を熟読し、その結果、私の行き先は石部先生の所しかないという結論に至りました。

07年7月初診、10月貯血、11月19日手術、そして痛みをあまり感じないまま手術終了。翌日からリハビリを開始し、術後5日目には先生から「外出してもいいですよ」とまで言っていただきました。6日目に杖をつきながら近くのコンビニへ買い物。予定通り10日目に退院して翌日から仕事に戻りました。なんと術後11日目のことでした。
ヒルマン監督の言葉ですが「シンジラレナ~~イ!」

先生が手術前に丁寧な説明をしてくれたこと。手術後何度も病室に来てくれたこと。メールを出すと必ず返信メールをくれること・・・・・などなど。今、思うことは石部先生に手術をしていただいて本当に良かったということです。定年後の人生も明るくスタートすることができそうです。今後はずっと昔からやっているボーイスカウト活動も続け、また、趣味のスキューバダイビングでは南太平洋やインド洋の島々で潜ろうと思います。
最後に、石部先生をはじめ常に温かい対応をしてくれた病院の皆さん、そして共に励まし合った「同期」の皆さんと知り合えたことは私にとっての財産です。

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