患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

三本松徹様からの声

三本松徹 と申します。
2006/12/11 に石部先生に人工股関節(表面置換型)の手術をして頂きました。

私は、社交ダンスのプロとしてダンス教室を経営し、生業を立てて居る者です。
産まれてから最近まで股関節の異常など、意識した事は無く過してきましたが、、
数年前より、少しずつ異常を感じ始めました。
踊るのはそれ程では無いのですが歩くのが長時間だったりすると、つらくなり、脚が自由に動かせない感じがして、遠出が億劫に成ったりしてました。

その頃より、右股関節の異常に何と無く思い当り、まだ病院には行かなかったのですが、インターネット等で自分の症状などを調べて、もしかすると股関節に異常が有る様に想え、、ダンスが出来なくなるかも知れない、、と言う不安な気持ちに成ったりしてました。
その頃から、股関節の名医としての石部先生の事は、ホームページ等で良く存じて居りました。その頃は、薄ぼんやりと、もし股関節で治療を受けるならこの先生、、と想ったりしてました。

2006年の10月中旬位に、近所の整形外科にて初めて診察を受けました。
この頃は、痛みも出て来て、歩く時に脚を引き摺る事が度々ありました。
診察の結果は、"変形性股関節症"の末期で、直にでも手術が必須との事で地元の総合病院等を紹介されました。
やっぱり、、と言う気持ちと、しょうがない、、と言う気持ちと、ダンスを続けたいし、できる限りの事はしたい、と言う気持ちが同時に湧き上りました。
、、手術をするのなら、現代の医療の最高水準で、、と言う想いがあり、地元の病院で通常の手術を受けるなら、それより以前にインターネットで知り、直感的に信じていた石部先生に、運を掛けてみよう、、と心に決めました。
そして、直に北海道帯広の開西病院に電話を入れた所、10月24日に診察の予約が取れ、石部先生に診断して頂く事ができました。
もう、私は最初から手術をお願いするつもりで居りましたので、診察が始まって直に"先生、人工股関節の手術をお願いします。"と、告げました。
先生からは、手術後に今の生活(ダンス教師)を続けたいのか、、と問われ、私は、即座に"できればそれもお願いします。"、、先生からは、"解りました。何とかその方向で頑張りましょう、、。"とのお返事を頂き、、非常に心強く、希望を感じる事が出来ました。
その場で、手術の日程を12/11に予定して頂き、その一週間前の12/4に入院、12/21に退院、、等など、、予定を決めて頂きました。ただその時点では、通常の人工股関節ユニットの予定だったのですが、、後日、手術前の診察では、より外れ難い表面置換型のユニット使用予定に変更に成ったのは、とても幸いでした。

ともあれ、一度福島に帰り、12月4日に再び開西病院に入院、、採血、検査等を行い、手術を待ちました。病室では、看護婦さんがとても綺麗で優しく、、ゆったりと過す事ができました。
手術の当日、、私は、全てを先生に委ねる覚悟でおりましたので、緊張もせず手術室へ入りました。
注射したり、検査したり、の後、記憶が無くなりました。気が付いた時は、"終わりましたよ。"と言う、看護婦さんの声と顔、、。その晩は、集中治療室で一泊との事でしたが、落ち着いて間も無く石部先生が来られ、"予定通り表面置換型の人工股関節で行きました。"と告げられ、とても嬉しかったです。(私は股関節の変形が激しく、表面置換型の採用ができるかどうか、、でした。)
その後、麻酔が切れる頃に痛みがあったのですが、それも直に収まり熟睡、、午前2時頃、お腹が空いて目を覚まし、看護婦さんに頼んで起き上がらせて貰い、髭剃りと歯磨きを済ませ、朝ご飯を心待ちにしていました。 午前8時頃、病室に戻り、直に歩行器を使った歩行とベッドの乗り降りを行いました。
脚は重いものの、何とか独力で全部できたのでとても安心しました。その後、午後からリハビリルームへ、、
リハビリの先生が、"もう大丈夫ですから、歩行器無しで、、"と言うので、怖かったですが、全く自分の脚で歩きました。手術の次の日と言うのに、何も用いずに自分の脚だけで歩けた事がとても驚きでした。
痛みも全く感じませんでした。 
次の日からは、歩行訓練などの通常のリハビリから手術した脚での片足立ち、階段の昇降などを行い、、みるみる内に回復し、3~4日後には、近所のコンビニに買い物にも出掛けられるように成り、新雪を踏んで歩く心地良さに、希望の光を全身に感じておりました。歩行器も、外出先に忘れて帰って来る位でしたので、本当にあっと言う間に、回復しました。
そう言えば、私が手術をした数日後、12/15にフジTVの全国放送の番組で石部先生が、朝晩に渡り出演され、私は、実家の家族に伝え、私自身は病室で番組を観ました。私は、自分の境遇に本当に感謝しながらTVを観たのを覚えてます。それに、、その後、石部先生には、全国から診察の依頼が殺到して多忙に成り、私の場合の様に、2ヶ月で手術、、などは、今では本当に幸運だったと想ってます。

、、そして、退院。先生からは、杖を暫く離さないように、、と言われてましたが、杖は、用意して持っていたものの、結局一度も使う事無く退院しました。

その後、順調に回復し、懸念していた和式便所も問題無く、1ヶ月検診で再度石部先生に診察を受け、"2月からは、もうダンスに復帰しても良いですよ。"と告げられ、天にも昇る気持ちでした。
2007年2月13日から、職場復帰し、、3月10日(手術後3ヶ月)位から、本格的にダンスを踊り、、
現在に至ってます。股関節は非常に調子が良く、毎日ダンスを教授し、自分達の練習をし、何不自由無く過しております。日常生活で注意してるのは、ダンス以外に負担を掛けない事、、です。
重い物は極力持たない様に、、周りの皆は、"ずるをして、、。"と想ってる様ですが、ダンスの負担と、重い物の負担は違いますので、面の皮を厚くして重い物は、人に任せてます。
ダンスなどは、プレー中にフェイント等を受ける種類のスポーツと違い、自分の予想通りの負荷が掛かる、、と言う点で、本気で踊っても案外身体に優しいスポーツ、、と最近想ってます。


、、"踊れる限り踊りたい、、" 、そう願って、今、毎日元気に踊れる幸せを噛締めています。
悔いの無いダンス人生を送る、、これが私の願いです。私に復帰のチャンスを与えて呉れた石部先生に本当に感謝しております。

  三本松 徹 47歳
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