患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

石田明敏様からの声

タイ北部チェンマイのゴルフ場にて

私の体験が患者の皆様やご家族方々の励みになるならと思いペンを取ります。
先ずは石部先生、スタッフの皆様、小笠原クリニック札幌病院の皆様、そして上司、部下、友人、皆様の温かい励ましの言葉とケアを心より感謝し御礼を申し上げます。。

合掌 石田

私はタイ国のバンコックに住居を構えて22年目に成ります。
私の症状は2005年ゴルフのプレイ中に突然左股関節に痛みが発生しました。
最初はゴルフの遣り過ぎかな?太りすぎかな?と思ってました。
時間の経過と共に左足が外方向に向きお風呂や階段の段差が越えられなくなり
ちょっとした刺激で激痛に悩まされ歩行が難しくなってきました。

これは一大事と思いバンコックの大病院へ行き検査を受けましたが病名が分からないと
言われました。もしかして難病かな?とちょっぴり不安でした。
2番目の病院では病名は判明し左脚:変形性股関節症・大腿骨骨頭壊死と分かりました。右脚も軽度ですが同じ症状が出ていました。
担当医師はすぐ手術できますよ!と言われましたがハイお願いします!とは言えません。 
海外で生活していると自分が納得できる調査確認をしないと前に進まない。
不安や知らない事は徹底的に調べる事が生きてゆく上で大事な事なのです。
でもきっと私の性格でしょうね。

【情報収集】

1)タイ国内の病院で手術を受けられた方のお話(現地現物)
・術後3カ月ぐらい入院する必要があった。(入院期間が長~い!問題あり)
・費用は50万バーツ(150万円程度)(保険100%保障!問題なし)
・術後度々の痛みが発生している!!(どういう事かな?ちょっと怖いな!)
・別の病院で置換え手術をされた?(手術の失敗かな?大問題!)
・歩行姿を見ると普通に歩いていないぞ?(変だぞ、赤ちゃん歩きか!)
・腰の回転が出来ない。(ナイトライフはどうする?大変問題だぞ~!)
・歩行は1Kmぐらい歩けようになって嬉しい。(え、冗談じゃない!ゴルフできないぞ!)
・ゴルフ出来る訳ないでしょ。(本当?!仕事できないヨ!)
*)タイ国内では信頼できる手術は受けられないぞ!と確信致しました!!
2)病院とドクターの情報収集(ネットにて)
・この病気の手術回数を公開し且つ術例の多い病院
・手術医がどこで技術を修得してきたか?
・病気や手術の説明が確かであるか?
・手術を受けられた患者さんの結果
・医師の人柄
でもやはり1番は短期間に終結する事。
大まかなチェックを行い2006年10月金沢市内のある病院を訪ねました。
そこでは病気の状態と手術内容の説明を受け十分納得致しましたが入院日数が
約2か月間ぐらいです。と言われ!(入院期間が長い!問題あり!)
そして院内の5Sが出来ていないので手術をする結論を出さないでタイへ
帰国致しました。

【石部先生との出会い】

その様な時に日本の友人よりテレビで私と同じ病気の手術を見たと連絡がありました。
この手術は中々すごいぞ!入院が2週間以内と言っていたぞ!
(本当かよ?冗談やめろよ!)
いい加減な情報じゃないのかな?と半信半疑で再度情報収集し石部先生の情報を得る事が出来ました。早速NTT東日本札幌病院へ電話を入れましたが混雑の中で繋がりません。
メールで連絡し予約~診察まで半年、診察後手術の順番が1年後と聞いて唖然としてい
たところNTT東日本札幌病院より石部先生の診察日に空きが出ましたが札幌に来られますか?と連絡を入れて頂き診察を受診する事となりました。
先生のご説明はいたって簡単でした。私自身も石部先生の情報を手に入れていましたので診察初日に手術同意書に署名をしてタイに帰国したのを覚えてます。
その後は皆様もご存知でしょうが石部先生は独立され私の手術の日程は14ヵ月後の予定が1年後2008年7月1日まで短縮されました。

【手術日確定後】

体重の低減と筋力作りを先生より申し渡されていましたが難しかったです。
何せ足を動かせばかなりの激痛でしたので運動と言ってもこれと言って出来ませんでした。
1年後の手術で私は両股関節の手術を同時に行うので貯血に2回札幌に参りましたが手術日が近づくにつれ、何とか手術を逃れる手は無いかな?怖いな!逃出したいな!毎日そんな気持ちでした。皆様もそのような感情をお持ちになると思います。
前泊していたホテルで術後の患者さんと話す機会がありその人曰く
"痛みのない生活とかわいい孫と自由に外出し皆に迷惑掛けなくて済む。
今とっても幸せです。"とおっしゃられた言葉が忘れられませんでした。
それから退院するまでは自制と努力この2つの言葉のみを心に留め置きました。
そしてそれが終われば楽しい生活が待っている事。
ついにやってきました。手術日7月1日午前9時前ストレッチャーに乗って手術室へ
暗くてちょっと怖い~な!ガァーンと言う音と同時に照明が明るくなり麻酔医の先生が123と数えて下さい。4まで数えないで意識がなくなりました。
術中ですが全く記憶にございません。説明はご容赦ください。
術後7月1日午後4時過ぎ麻酔から覚醒した両足の感覚指先はしっかり動く嬉いな。
度々の血管注射とリハビリでの痛み・食事の不味さ・トイレ通勤の辛さ・痛みとの我慢比べと己との戦いを石部先生の毎日の笑顔とナースの皆様の元気な挨拶で何とか退院日に漕ぎ着けました。退院当日はタイに帰れる喜びでいっぱいでした。

3か月検診で札幌にまいりました時はまだ右股関節の違和感と痛みが残っていましたが2005年12月発症後3年振りのゴルフがプレイでき手術して良かったな思っています。
現在は週1~2回のペースでプレイし今年は50回以上プレイするのかな?

皆様も術後の楽しい世界が待っている事をお忘れなく。
14日間を我慢されては如何でしょう普通の人生が待っていますよ。
石部先生、石部クリニック皆様方小笠原クリニック札幌病院の皆様のご繁栄とご健康を心よりお祈り申し上げます。

機会がありましたら是非タイの国にお立ち寄り下さい。
最後に今はとっても幸せです。

拝 石田明敏


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