患者の声

※患者さまの写真につきましては、ご本人の了承を得て掲載しております。

西岡 千寿子様からの声

手術をして本当によかった。術後10カ月たって心からそう思います。私は三重県在住の48歳です。2008年6月に左足の手術をしていただきました。
今は、痛みのないごく普通の生活を満喫しています。
  【手術前の状態】
幼い頃、先天性股関節脱臼の治療のためギプスをした写真があります。その後、何の問題もなくスポーツや旅行を楽しんできました。第二子を出産後、左足の付け根が痛くなりなかなか治らないため近くの整形外科を受 診したところ股関節が変形していて、いずれ手術が必要であると言われました。ただ、年齢的に人工関節にするのはまだ早いので痛みが我慢できなくなったら手術を してはどうか・・・ということでした。夫と子供達、同居する夫の両親にも私の変形性股関節症が進行しないよう様々な協力をしてもらいました。

【石部先生との出会い】
それでも段々と長く歩くのが苦痛になり、足の爪を切ることができず、痛み出して10年経った頃には寝ていても痛みで目が覚めるようになりました。臼蓋も骨頭も骨がもろくなってきていると言われて手術を考えなければならなくなった頃、遠く離れた実家の母から新聞の切り抜きが届きました。記事には石部先生の手術着姿の写真と「人工股関節手術にナビ導入 簡単、正確に」という見出しでМISとナビゲー ションシステムの事が詳しく載っていました。その時は札幌はとても遠く感じられ、北海道まで行って手術をしていただくのは無理だと思いました。その少し後に石部先生がテレビに出ておられて、人工股関節手術への熱意と自信を持たれていること、手術方法も納得のいくものであることがが分かり、手術をするならこの先生にして頂きたいという思いで迷う気持ちが吹き飛びました。初診を予約してから患者会の先輩方にいろいろ教えていただいて、遠くまで行かなければならないという不安も薄れていきました。

【手術・入院】
手術中は麻酔で眠っていたので、手術室に入ってベッドに戻るまではあっという間で した。手術した夜はベッドの上で寝がえりを打てないので腰が痛くて辛かったですが、股関節の痛みはなくなっているように思いました。術後は術足全体が紫色に腫れあがり、腫れがなかなかひかないので驚き心配しましたが、しばらく後に腫れもひき、今となっては懐かしい思い出です。

【感謝を込めて】
また忘れられないのは術後の身体を気遣いながらも厳しく指導してくださった理学療法士の先生とのリハビリです。何から何までお世話して頂いた看護師の皆様、細やかに気遣ってくださったスタッフの皆様も本当にありがとうございました。同じ入院室で励ましあった足友さんとの出会いも心強いものでした。今は身体を揺らすことなくスタスタと歩いています。3ヶ月前からはゴルフの練習を始めて、コースに出られることを目標にしています。 石部先生、痛みのない足をありがとうございました。歩いても痛くならないこと、手すりに頼らなくても階段を登れること、冬にブーツを履けること(まだ着脱に苦労しますが)、等々普通の事を普通にできる幸せを感じています。1年検診で先生の穏やかなお顔を拝見することをとても楽しみにしております。

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