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〜 その8:3ヶ月検診 〜

【8月24日(木) 術後86日目】
一ヶ月検診で、筋力不足のため車の運転の許可が出ず、二刀流の杖でのなが〜い電車通勤。

さあ、いよいよ合格点をもらうべく、3ヶ月検診に札幌へ!

石部先生は、夏休み明けの貴重な時間をわざわざ取ってくださっていました。
予約は4時という事でしたが、夏休み明けでもあり、待ってもらうかもしれないとのことでしたが、診察していただければ有り難いこと。

札幌の足友さんに3ヶ月検診の事を投稿したら、Mさんと、前にお会いしたAちゃんが、「終わったら一緒に夕食を食べましょう。」と言ってくださったので、会えるのが楽しみでした。

リハビリの先生、「うん、手術前より、筋力付いてるねえ。」
私「じゃあ、車、合格できる?」
リハビリの先生(慎重です)「それは石部先生に聞いてみないと。まあ、大丈夫だとは思うけれど・・・(ちょっと小さな声で)」
私「ホント!もし駄目なら、石部先生に交渉してね。」
K先生(にっこり笑って、なにもおっしゃらず)

そんなこんなで、まあ、少し安心して、リハビリ室から、待合室へ。
待合室でまつことしばし。
石部先生の夏休み明けでもあり、患者さんがたくさん待っています。
しばらくしたら、Mさんが、そして、Aちゃんが来てくれて待合室でおしゃべり。
その後、もう一人の足友さんのKさんも来てくれました。Kさんとは初めてお会いしました。7月に石部先生に手術を受けた方。
術経験者4人でにぎやかにおしゃべりしていたら、車いすに乗った一人の女性が話しかけてこられました。
今度股関節の手術を石部先生に受けることになっているのだが、不安でいろいろ質問されてきました。愛知県のYさんという方で、電話番号を教えて欲しいと言うことなので、電話番号を交換。
手術前は、誰でも不安が一杯なので、その気持ちよく分かります。
「いつでもお電話ください。」と言いました。(後日、自宅までお電話が何度かありました。少しでも不安が軽くなったのならいいのですが・・・)

さて待つこと、1時間くらい。ようやく名前を呼ばれ、診察室へ。
3人の応援を受けて、いざ出陣。
私 「もし、合格くれなかったら、3人で石部先生に団体交渉してね!」
3人「まかしておいて!」力強いお言葉!
私 「出てきた時の私の顔、見ていてね。合格したら、嬉しそうな顔して出てくるから。」

診察室の中ではいつものようににこやかな石部先生。
先生「レントゲンは異常ありませんね。」
私 「車の運転はしてもいいですか?」
先生「よろしいでしょう。手術前より筋力は付いています。」
私 「有り難うございます。お友達が3人、待合室で待ってくれているんです。もし不合格なら、先生に交渉してあげるって・・・」
先生(にっこり!ほほえみながら)「(何もおっしゃらないで・・・)」「次は1年後でいいでしょう。3ヶ月前に予約を入れてください。」
私 「(心の中で)えっ、6ヶ月検診はいいんだ!」と思わず叫んでいました。
やったー!

診察室の戸を開けたら、3人のお友達の顔。
私はわざと、悲しそうな顔をして、駄目だったという風を装って出て行った。
「えっ」とびっくりした顔と「嘘だー」と見破っている顔と。誰が誰だったかは、内緒!、
皆さん、応援どうも有り難うございました。長く待っていただいた甲斐あって、合格点をいただきました。
バンザイ!!!

さあ、祝杯にと美味しい居酒屋さんへ連れて行ってもらいました。
美味しいビールで乾杯!北海道の美味を心ゆくまでいただきました。
Mさんん、Aちゃん、Kさん、本当に楽しかったです。有り難うございました。
次は1年後お会いしましょうね。

その日はホテルで1泊。翌日無事大阪に帰ってきました。
今回は空港の中でもキャリーバックは、楽々絨毯の上を滑っていきました。

長い、長い、3ヶ月間でした。でもそのおかげで、足は確実に力がついていきました。
そうそう、石部先生の宿題をわすれるところでした。
石部先生「筋トレは毎日50回頑張ってください。」
私     「(心の中で) えっ、50回。オー・マイ・ゴッド!」

でも、石部先生には、「はい、わかりました。」と素直な私でした。





次は 〜その9:1年検診に向けて〜